これは自分が当時22歳の時のエピソードです。
その時は学生でした。
現在はフリーランスのライターをしています。
その際の相手は同い年の女性で職業は同じ大学生でした。
準備万端のクリスマスデートプラン
当時は数年ぶりに女性とクリスマス過ごせることになって前日からかなり舞い上がっていました。
相手は同い年で同じ学科の女の子で、付き合ってはいない関係でした。
ただ普段からよく話して仲は良かったと思っていました。
事前に話していたデートコースも結構下見をし、準備万端でした。
もちろんプレゼントも用意しました。
それだけではなく、当日は
「ここでこんなことを言おう!」
とシチュエーションまで具体的に考えていました。
今考えると少しやり過ぎかなと感じるほどだったと思います。
いよいよクリスマスデート当日。予想外の彼女の低いテンション。。。その理由とは?
そんな中迎えたクリスマスデート当日。
待ち合わせ場所にやってきた彼女は思っていたよりテンションが低そうでした。
あいさつもいつもより元気がなかったし、何より笑顔もまったく見せませんでした。
しかし、彼女はいつもよりオシャレをしているような気もしました。
そこだけに期待を膨らませ、プラスに考えることにしました。
まあしばらくすれば元気になるだろうと思っていました。
しかしながら、依然として彼女はムスっとしたままでした。
ぼくはいてもたってもいられず、
「何かあったの?」
と聞きました。
しかし返ってくる答えは、
「別に…」
と気のない返事が返ってくるだけでした。
それでも何とか諦めずに気持ちを保ち続けました。
「美味しいごはん食べたら直るかな?」
と思って予約したレストラン(けっこう高級な場所)に向かいました。
しかしここでも彼女の様子は変わることがありませんでした。
周りのカップルは楽しそうなのに自分たちだけずっと無言でした。
ぼくはたまらず、
「なんでそんなに元気がないの?」
ともう一度だけ聞きました。
すると彼女の口から驚きの返答が。。。
「ほんとは来なくてもよかったけど、誘いがしつこかったから断れず来たの」
とのことでした。
確かに自分から何回も誘ってしつこかった部分があったのかもしれません。
だったら最初からそのように言ってくれれば無理やり誘う形にはならなかったのにと非常に残念になりました。
結局盛り上がることなくクリスマスデートは終了しました。
もちろん、準備していたクリスマスプレゼントを渡す隙なんてありませんでした。
非常に残念で、後悔の残るクリスマスの思い出です。